当社は1953年創業以来、幅広い分野で用いられる長物(電線・糸・ホース・フィルム・シート等)を巻く(収納する)ボビン(ドラム・スプール・コイル・リール・巻枠)を独自の技術・ノウハウでお客様のご要望に常にお応えし、共に歩み続けてまいりました。
長物を巻くときは『綺麗』に、収納する際は『巻姿が安定』し、そして、巻き戻すときには『易しく、スムーズ』にできることが重要です。これは非常に難しいことで、陰より支えているのが「ボビン」です。「ボビン」の善し悪しがすべてに影響を及ぼします。それほどに「ボビン」は繊細であり、長物を巻く(収納する)上で必要なものとなります。
積み重ねてきた技術とノウハウを基本に、お客様のニーズにお応えできる「巻く価値」を実現することが当社に課された使命と捉え、更なる努力を重ねながら全社一丸となって邁進してまいります。
今後とも皆様方のより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
私たちは、共存共栄の精神を基本に、「ボビンを取り巻く付加価値の向上」を実現・提供し続けることにより、すべてのステークホルダーに貢献する企業を目指します。
『安全第一を基本に、品質を向上させ お客様に信頼される製品を提供し続ける』
多様な力を結集し!
「変革」と「挑戦」で
未来を切り拓く!!
法人名 | 株式会社特電 |
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所在地 |
本社 光工場 望月工場 |
資本金 | 4,800万円 |
代表者 | 代表取締役社長 幡場 一弘 |
業務内容 | プラスチックボビン及び電線の製造販売 |
取引銀行 | 三井住友銀行上田支店 長野銀行上田支店 |
昭和28年6月 | 電線用木製巻枠、木箱の製造及び家屋建築を事業目的として東京特殊電線木工(株)の名称で資本金1,000千円を以って創立。 |
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昭和30年12月 | 資本金を3,000千円に増資し、建築部門を切り離す。 |
昭和33年11月 | ヒノデ電線(株)、東京特殊電線絹糸(株)の2社を吸収合併、社名を東特電材工業(株)に変更し、資本金を3,575千円に増資。新たに合成樹脂成形品、電線用絹糸の販売開始。 |
昭和34年1月 | 資本金を8,000千円に増資。プラスチック巻枠の製造販売を開始。 |
昭和34年6月 | 資本金を16,000千円に増資。 |
昭和35年6月 | 資本金を32,000千円に増資。 |
昭和36年3月 | プラグ付電源コード及びドラムの製造を開始。 |
昭和37年6月 | プラスチック電線の製造を開始。金型工場を新設する。 |
昭和39年4月 | プラグ付電源コードの米国UL規格取得、伸線よりコードまでの一環体制を確立。ドラムの製造廃止。 |
昭和41年11月 | 関係会社を吸収合併し資本金を48,000千円に増資、社名を(株)特電に改称。 |
昭和45年8月 | プラグ付電源コードのカナダCSA規格を取得。 |
昭和51年8月 | 溶接用スプールの生産を目的に光工場(山口県)を開設。 |
昭和52年12月 | プラスチック巻枠、プラスチック電線、プラグ付電源コードを3本柱として社業の展開を図る。 |
昭和55年8月 | 本社成形工場と光工場に2台ずつ、計4台の成形機を増設し生産設備の増強を図る。 |
昭和57年6月 | 本社成形工場の成形機を1台更新する。 |
昭和57年12月 | 光ファイバーケーブル及びFBケーブルの量産体制を確立する。 |
昭和58年11月 | 本社成形工場の成形機を1台更新する。 |
昭和59年1月 | 本社成形工場の成形機2台更新、1台増設し設備の増強を図る。 |
昭和59年11月 | 光工場の成形機を1台更新する。 |
昭和60年6月 | 本社成形工場に成形機1台を増設する。 |
昭和62年11月 | 金型工場にワイヤーカット放電加工機1台を増設する。光工場の成形機を1台更新する。 |
昭和63年6月 | 本社成形工場の成形機2台を更新する。 |
平成1年4月 | 本社成形工場に成形機2台を増設し、生産の増強を図る。 |
平成2年2月 | 光工場に成形機1台を増設し、生産の増強を図る。 |
平成2年5月 | 本社成形工場に成形機850t 1台を増設し、大型ボビンの生産増強を図る。 |
平成2年11月 | プラスチック高機能複合素材を採用し、世界初の一体成形大型プラスチックボビン(鍔径1m)を開発する。 |
平成3年5月 | 光工場管理棟移築工事完成。 |
平成3年7月 | 本社成形工場に成形機1台を増設する。 |
平成3年11月 | 光工場増築工事完成に伴い、成形機1台増設と金型冷却システム及び材料集中供給システムを導入し、自動化、省力化を図る。 |
平成3年12月 | プラグ付電源コードの製造を廃止する。新たに撚線機8台を増設し、電線部門の一貫体制の強化、拡充を図る。 |
平成5年1月 | 電線部門にスパイラルマーキング設備、リボン線接着設備を新たに導入し生産を開始する。 |
平成6年4月 | 成形ボビン(スピンウェルドボビン)の特許を取得する。 |
平成6年8月 | 電線工場に電線被覆装置1ラインを増設し、電子架橋線材の量産体制を確立する。 |
平成8年2月 | 本社成形工場に成形機660t 1台を増設。 |
平成11年7月 | 電力ケーブル用プラスチックボビンの納入を開始する。 |
平成13年9月 | 本社成形工場の成形機を1台更新する。 |
平成15年8月 | 光ファイバー工場を改築し、電線被服装置1ラインを移設、量産体制を図る。 |
平成16年7月 | 本社成形工場の成形機を1台更新する。 |
平成18年4月 | 本社成形工場の成形機を1台更新する。 |
平成18年7月 | プラスチックボビンの加工設備として、簡易NC旋盤を導入する。 |
平成19年3月 | コンプレッサー3台のうち2台を更新、且つ1台をインバーター化し台数制御を行う事で電力の省力化を図る。 |
平成19年5月 | 本社成形工場の成形機1台を更新する。 |
平成20年3月 | 光工場の成形機を1台更新し、自動取出機を導入する。 |
平成20年10月 | 本社成形工場の成形機を1台更新する。 |
平成20年12月 | 電線製造事業再編計画を完了する。 |
平成22年5月 | 本社成形工場の成形機を1台更新し、自動取出機を導入する。 |
平成25年3月 | 成形品部 ISO9001:2008を認証取得。 |
平成25年4月 | 子会社の有限会社トーカンを3月末日付で解散清算し、新たに望月工場リサイクル課として成形品部の組織に編成する。 |
平成28年6月 | 本社工場および成形事務所の建替が完了。竣工式を行い操業を開始する。 |
平成29年6月 | 金型工場のワイヤーカット放電加工機を1台更新する。 |
平成30年6月 | 成形工場の射出成形機360トン1台を更新すると共に、取り出し機を導入する。 |
令和5年3月 | ISO14001:2015を認証取得。 |
令和5年6月 | 設立70周年を迎える。 |